Quantcast
Channel: 猿払イトウの会
Viewing all 778 articles
Browse latest View live

富士見橋左岸 駐車スペースに関してご協力を…

$
0
0
また低気圧の通過で強風、雨、高波
北海道各地で高潮、洪水、強風の被害が出ています

猿払は現在20mの強風と雨、波も非常に高い状態です、気温も下がり9度
山間部や峠では雪の降る所もあるようです…

現在猿払川河口付近にかかる富士見橋で工事を行っていますが、富士見橋左岸側(北側)の村有地の空き地は
村の好意により釣り人の駐車場として利用可能ですが、
現在は工事関係者の休憩場、工事関係車両の駐車場、資材置き場になっています、これからの秋の釣りシーズンを考慮して村役場にこの空き地の利用に関し当会が打診をしているのですが、現在のところ正式な回答はありません…がトラブル回避のためにイトウ釣りに来られる皆様にご協力を!

イメージ 1


上写真(写真奥)のように今まで皆さんが駐車していたスペースは工事関係者の方が利用していますので
しばらくの間、写真中央鉄塔周辺を駐車に利用して頂くようご協力お願いします、
今後役場や工事関係者から何らかの回答があり駐車スペースの指示や変更があるかもしれませんが
その時にはそちらの指示に従っていただくようお願いします


BBK

連休は残念な天候でしたが

$
0
0
台風から変わった低気圧の影響で村内各河川は増水と濁り、強風でタフコンディションでした
少ないながらイトウ釣りに訪れた方も見かけましたが…
現在も猿払、猿骨川の濁りは治まっていませんが徐々に水位は下がっています
気温は4度 今晩霙が降るとかで初雪も間もなくでしょうか??
ピークの前に強風と大雨で今年の紅葉は残念な感じです
イメージ 1

河川では秋の宴第二弾
イメージ 2

アメマスの産卵がピークでした、遡上量から今年はこれでほぼ終了かと…もう1陣あるかもしれませんが規模は小さいと思います、
イメージ 3

熊かアライグマか?今年は多くのアメマスが餌食になりました、
イメージ 4
産卵の消耗で寿命を迎えた?アメマス年に1~2本は見かけます

イメージ 5
そして北海道の秋と言えばサケですね!?この増水を待っていたかのように一気に河川に遡上産卵しています
サケの産卵はこれからピークを迎えそうです、
しばらく渇水の続いた村内河川、サケの産卵ピークは例年よりかなり遅いです

イメージ 6

すっかり冬毛に変わりふぁふぁのキタキツネこの子もごちそうにありつけたかな?
すっかり晩秋の猿払、積雪期まであと2カ月あるかないか…

BBK







快晴の猿払

$
0
0
久しぶりに安定した良い天気
今朝は放射冷却で霜が降りていました
イメージ 1
朝晩の冷え込みは日ごとに増していきます、車の運転にはご注意を
日中も穏やかに経過し最高気温は16℃まで上がりました、先週の大雨の影響はほとんど解消されました
小河川ではすでに平水位、猿払川は若干水量が多いものの最下流域では濁りもありません、明日はもっとコンディションも良くなると思います
イメージ 2

白鳥の渡りがすでに始まっています、湖沼群では白鳥が羽休め…
イメージ 3
エゾシカも里に下りてきています、車との接触事故が多発する時期です、朝晩は特に注意が必要です

再度お願いですが10月8日に投稿した駐車場の件です
現在猿払川河口付近にかかる富士見橋で工事を行っていますが、
富士見橋左岸側(北側)の村有地の空き地は村の好意により釣り人の駐車場として利用可能ですが、
現在は工事関係者の休憩場、工事関係車両の駐車場、資材置き場になっています、トラブル回避のためにイトウ釣りに来られる皆様にご協力を!
下写真のようなアナウンスをして頂きましたこのアナウンス周辺には車を止めないようお願いいたします
イメージ 4

下写真(写真奥)のように今まで皆さんが駐車していたスペースは工事関係者の方が利用していますので
しばらくの間、写真中央鉄塔周辺を駐車に利用して頂くようご協力お願いします、
イメージ 5

日曜は晴れのち雨… 天気は変わりやすいですが土曜は釣り日和になりそうです

BBK

北海道イトウ保護フォーラム2015 in 釧路

$
0
0
先週の17日に北海道イトウ保護フォーラム2015in釧路が開催されました
基調講演
野本和宏氏(釧路市立博物館)
「道東の河川におけるイトウの生態」
根釧原野のイトウ生息分布や調査内容、今後の課題について発表
イメージ 1

イメージ 2
イメージ 3

続いて
大光明宏武氏(南富良野町)
「南富良野町イトウ保護管理条例の制定とその効果」の発表がありました
イメージ 4
イメージ 5
イメージ 6
イメージ 7

イトウの研究や保護の先駆地である南富良野町はこれからイトウ保護を目指す地域にとって完成形と言ってもよいのではないでしょうか
イメージ 8
広大な釧路湿原、釧路川流域を調査する事は大変困難な作業になると思います、少しずつ産卵河川の解明は進んでいるようですが全体像を把握するには時間がかかりそうです、またほかの地域も同様ですが、漁業・農業・治水の問題も大きく絡んできます、全国的に有名な釧路湿原ですがイトウの生息地としてはかなり厳しい現実があるようです

BBK

猿払も初雪

$
0
0
荒天の週末、日曜は吹雪
強風と雪で寒い週末でした…昨夜は道路が真っ白でしたが、朝にはほとんど雪は解けていました
内陸部のほうが積雪が多かったようです
イメージ 1

10月も間もなく終わり晩秋の北海道荒天のため調査もままならず
周辺町村を散策…
イメージ 2
牧草地に鶴の親子
宗谷でも営巣する鶴が増えているようです、浜頓別では2ペア、猿払でも営巣が確認されています
春から晩秋にかけて営巣地で暮らし積雪前に道東の越冬地へ戻る渡りを繰り返すようで本来の生活史が戻りつつあるようです
周辺の湖沼では多くの白鳥が羽を休めています渡りのピークの様です
イメージ 3

間もなくオオワシも北海道に渡ってきます

今年宗谷沿岸では大漁のサケ、
河川への遡上は降雨量が少なく最近遡上のピークを迎えた河川も少なくありません
イメージ 4
滝壺にひしめき合うサケ…
これでも例年の半分ぐらいでしょうか…この河川は河口に捕獲場がありそこですべての魚がいったん足止めされています、採卵用のサケを捕獲するためです、以前はそこで混獲されたサケ以外の魚は投棄されていたようですが、現在は放流されているようです、
昔イトウはサケの稚魚を食べる害魚だったので捕獲場周辺で捨てられたイトウを良く目にしました、現在猿払ではそのような光景を目にすることはありません

イメージ 5
滝の上の生まれた場所を目指すサケ、次々と滝に挑みます
もともとこの川の滝の上で野生のサケが産卵していたのかは今となっては不明です、現在このサケたちは滝4の上のサケマスふ化場由来のサケがほとんど…そん事は関係なく与えられた命と本能を全うしようとするサケたち
なんだか複雑な心境です、特にサケは孵化放流河川が多く本当の野生のサケを探すのは難しいでしょう…
人間の都合の良いように利用され続けるサケ…北海道内のどこかに野生サケが遠い昔から現在まで本来の生活史を繰り返しているとしたら大事にしたい存在ですね、

BBK

猿払は夕方から雪が

$
0
0
本日は比較的穏やかな天候でしたが日中は風が強く、夕方から雪がちらほらと舞い落ちてきました
現在の気温は3度、積もることはないと思いますが、釣りに来れれる方は念のため冬タイヤの装着を!
イトウ釣り秋の部が本格化し平日でも混雑しています
すっかり晩秋の猿払
シカも冬毛に変わり雄シカは群れを作り里へも下りてきています、道路でのシカとの衝突が多発してます
早朝、夕方の薄暮時、夜間は注意して運転してください
イメージ 1

秋の終わりですが湿原ではすでに春の準備が
イメージ 2
水芭蕉の芽が地中から顔を出しています、間もなく雪が降り芽は吹きの下で越冬し早春に芽を膨らまし開花します、 週末は雪模様の様ですが週明けからは気温が10度を超えそうです。


BBK





猿払は穏やかな日曜になりました

$
0
0
山間部では小雪がちらつき、寒風の吹く寒い土曜日から一転晴れの穏やかな日曜になりました
明日からさらに気温は上がるようです…

先月調査をしたモニタリング河川の話になりますが…

イトウの安定個体群が維持されている猿払ですが全く問題が無いわけではありません
2010年秋~冬、民有林での森林施業で産卵河川が大きなダメージを受けました
(以前にもブログで紹介しましたが月日を忘れましたスイマセン)
5年が経過し回復の兆しが見えはじめました

低い山並みが連なり小さな川が多い区間、中流部から湿原状の河川形態が特徴の産卵河川
この様な小さな川は森林施業で大きなダメージを受ける事例が多く、土地所有者、施業者は多くの生物が生息する自然度の高い河川であるとか、イトウの産卵河川であるという認識は皆無です

以下写真は施業直後と現在の組み写真になっています

谷幅を自由に蛇行していたほぼ手つかずの河川はご覧のように植生も消失、蛇行していた河川は写真手前に直線化され寄せられています、縦に伸びる溝は植林前に林地を乾燥化させるための排水溝です
イメージ 1
イメージ 2
現在、松類の木を植林してあります、(これで施業は終了)…植生は復活しつつありますが河畔林が形成されるまで数十年の月日が必要でしょう…

真直ぐに切り替えられた新たな流路、施業後ひと冬経っていますがすでに河床低下が起き河岸も崩落しています、河床の礫は存在しません
イメージ 3
イメージ 4
少しずつですが掘られた溝の範囲内で蛇行が生じ礫も堆積しています、草が繁茂し始めハンノキでしょうか?育っています、切り立った河岸も崩落後安定し人工的な感じが薄れつつあります


激しい泥の流入で河床の礫環境も消失、河岸崩落や施業地からの泥の流入が確認され産卵区間のほとんどで礫堆積区間が無い状態でした
イメージ 5
イメージ 6
同じ位置の写真(足はありませんが笑)泥の流入はほぼ治まり礫が堆積し始めています


イメージ 7
宗谷の河川は地質的な特性?もあるのでしょか、小さな川、平地、低山間部の河川でも河岸や河床等に礫供給減が多く、流路の直線化や泥の流入等の環境変化の際にも経年で環境が回復し、産卵環境が完全に消失する事が少ないような気がします
イメージ 8
50~70cmほど河床が低下しています写真左の粘土状の岩盤が完全に露出すると礫環境が無くなり産卵できなくなりますが、先ほどの礫供給の多さ、中下流の湿原状河川=河床勾配が極端に緩い、合流する本流は河川改修などの直線化が無くさらに河床低下を招く要因がなかった事が幸いしていると思われます…

この河川がもし…狩別川中流部のような直線化された区間に合流していたら上写真右の礫堆積が無く粘土がむき出しになった溝の様な河床になっていたでしょう…実際に狩別中流に合流する支流では礫堆積が極端に少なく泥と粘土状の溝河床が永遠と続く河川が存在します、その河川では散発的に堆積した礫床で細々とイトウが再生産を繰り返しています

写真左が本来の蛇行した川筋河畔林もあり大きく蛇行しています、
右奥からの流れは人口の流路、河畔林は無く笹等の植生も消失、激しい泥の堆積がわかると思います
イメージ 9
イメージ 10
現在…切り立った河岸は崩れた後、安定し、川幅も若干広くなり川原が出現、植生も回復し礫堆積が認められます、以前の流れはトミヨ類の生息やイトウ稚魚の越冬環境として有用です

施業翌年の産卵床は0…その翌年3床、産卵床内部では泥や砂の影響で死卵が多く稚魚も散発的にみられる程度でしたが今年は環境の回復もあって多くの稚魚を確認できました
イメージ 11

けっして良い環境とは言えませんがイトウは懸命に命をつないでいます、今後は河川環境の回復…淵瀬蛇行の形成回復や河畔林再生も視野に入れて地権者に働きかけていきたいと思います

BBK

猿払川下流左岸の駐車スペースについて変更事項

$
0
0
先月10月8日に告知しました猿払川下流左岸富士見橋周辺の村有地空き地、現在工事関係者が使用している場所での釣り人の駐車スペースについて変更事項があります、
本日正式に工事監理者との確認が取れましたので連絡いたします。

今までは写真手前の鉄塔周辺に暫定措置として駐車をお願いしていましたが、これからは写真赤丸の今まで釣り人の皆さんが駐車していた場所に駐車可能となりました、

赤丸内の青丸地点のコンテナは現在撤去してありますのでそこにも駐車可能です
イメージ 1
イメージ 2
赤丸地点、資材置場奥が駐車可能となりました
イメージ 3
資材置き場裏側も駐車可能です、釣り人同士の車の出入を考慮して駐車してください

イメージ 4
今までの「釣り人専用駐車場あり」から「釣り人専用駐車場」へ表示も変えていただきました
今回の件は北拓建設工業株式会社様のご協力で実現しました

暫定措置として現在まで鉄塔周辺に駐車のご協力をしてくださった釣り人の方々には厚く御礼も仕上げます、
これからは上記駐車スペースに駐車可能となりましたので、皆様が気持ちよく釣りができる様に思いやりの心を持って利用して頂きたいと思います、

BBK


猿払は暖かい日が続いていました

$
0
0
今週は好天に恵まれた猿払、気温も10度以上まで上がり
今日は最高気温が15℃、気温が上がると強風に見舞われます、下流域での釣りは風に悩まされたのではないでしょうか??

夕日もきれいです
イメージ 1
イメージ 2
白鳥が数羽残っていますが渡りのピークは過ぎたようです(写真の鳥はカモ類です…)
サケマス増殖河川ではまだ沢山のサケが産卵中です
イメージ 3
放流をしていない川ではこれほどサケは残っていませんほぼ終了に近い状態です

北からの旅人、冬の到来を告げるオオワシ、先週土曜日辺りから見かけるようになりました
イメージ 4
オオワシはサケの産卵河川周辺で良く見かけます、これから飛来数が多くなります、このワシはまだ幼鳥ですね

明日からは編年並みの気温になりそうです最高気温もひと桁になります
つかの間の暖かさでしたが今後もぅこの様な気温にはならないと思いますの、人も車も冬装備でお越しください

BBK

東からの冷たい風が吹く猿払

$
0
0
連日強風と時化でしばらくホタテ漁は出漁していません、
先週と打って変わり肌寒い日が続いています、狸も冬毛でコロコロです
イメージ 1

熊も冬眠に向けてラストスパートでしょうか、中上流域で釣りをする皆様、礫床のある個所ではまだサケの産卵やサケの死骸があり熊のえさ場となっています、入渓には十分注意してください
イメージ 2

この作業もひと段落です、この後大雨の増水でもない限り春まで何とか持ちこたえて欲しいのですが…
イメージ 3
かなりカルバート内部の状況改善をしたつもりだったのですが…100mmの豪雨にはかないません
昨年晩秋と春に閉塞物を撤去したのですが、ご覧の通りです
イメージ 4
真ん中の1本の支柱たったこれだけで1枚目の写真の様に閉塞し遡上障害になってしまいます、
管理者の正式な回答を待っていますが…それまではこの支柱を撤去する事はできません…すでに排道になった林道に設置されたカルバートなので使わないならカルバートごと撤去してほしいです

この様な問題は各水系ごとに数ヶ所ありこれらの管理?に勤しんでいますが(ほんとは管理者がやるべきですね) 近日中にうれしいお知らせができるかもしれません! 
イメージ 5

BBK

猿払は冷たい雨が降っています

$
0
0
先週土曜日は暖かな一日となりました
イメージ 1
アザラシも岩礁で日向ぼっこ、厄介物扱いされるアザラシですが、のんびり微笑ましい風景です、
先週金曜日には猿払川にも入っていたようです…

イメージ 2

各地で問題のエゾシカ君、猿払も増えていますが近年減少傾向な感じです、ですが晩秋と早春はシカがらみの交通事故が絶えませんので皆様も注意してください

11月に入りワシたちを良く見かけるようになりました…
先日風車付近で おっと危ない! 気をつけてね
イメージ 3

環境に優しいクリーンエネルギーなので生物にも優しく対応してほしいですね…
衝突を防ぐ知恵を人間はもっと出せると思うのですが??


日曜から雨模様現在も冷たい雨が降っています
週末からはまた雪マーク何時積雪状態になってもおかしくない季節です

BBK

猿払は白い世界に

$
0
0
木曜日から降り始めた雪
昨夜も雪は降り今朝は真っ白な世界
イメージ 1

道路の雪はほぼ解けましたが、葉を落とした木々は雪の花が咲いています
明日も気温は低め、道路凍結による事故も発生しています運転には注意が必要です
イメージ 2

まだ何とか通行できる雪が厚く積もった林道を進み山の中へ
河川上流部…真っ白な世界です、先月まであちこちで見られた魚たちは何処へ…
ほとんど生命感の無い川面、魚たちは越冬場所へと移動した様です
イメージ 3

ふと見上げればオオワシ、幼鳥を含めこの付近で5羽確認できました
ロシアから渡ってきた彼ら、サハリンなどの河川はもぅ氷が張ったのでしょうか…
イメージ 4

ワシたちのお目当てはこれ
先週まで細々と続いたサケの産卵、命尽きてもほかの生物や植物の糧となります
ここも間もなく氷に閉ざされ事でしょう

そういえば3連休ですね、宗谷は雪の降る天気が続きそうです

3連休も地元河川を満喫します(笑

BBK

強風の猿払

$
0
0
低気圧の影響で強風と霙が降る猿払
予報では風速20m以上の暴風雪でしたが、実際は雨~15mの風~霙と肩透かしでした
気温もプラスで海岸線や国道では溶けてしまいましたが、市街地などではシャーベット状の雪が10cmほど残っています、 今週末から来週いっぱいはプラス気温で比較的穏やかに推移する予報です…

先日までは寒さが厳しく最低気温も二桁、鬼志別川下流などは全面結氷していました
上流域も雪に閉ざされ、林道の雪も30cmほどありました
源流部などでは川面が見えない… 全く調査にならない状態

日中でも寒さが厳しく…タモ網もカチンコチンに凍ってしまいます
最後の調査と思い強行しましたが、雪と寒さには勝てず…尻切れトンボな感じで今年は終了か…
と思いましたが、今日からの暖気、明日夜には低気圧も抜け穏やかになりそう

日曜は今年最後の調査に行けそうな気がする…?? 

時化も治まれば下流の釣りもできるかもしれませんね、
でもイトウにとって越冬前の最後の荒食い時期、もぅ、そ~っとしておいてあげても良い様な気もします

BBK

猿払は雨です

$
0
0
肩透かしの低気圧の中、最後の?調査へ(行けて良かった笑)
山の中は30cmほどの雪
上流部も結氷しつつありました
イメージ 1
先週土曜は少し気温が上がったためかまだ淵でヤマメが泳いでいました
イメージ 2

水温0・9度の中、採餌していました元気がいいですね
すでに越冬状態に入っている魚がほとんど…川の中は余り生命感がありません
イメージ 3
時々体力消耗等で死んでいる魚を見かけます、ヤマメのほかフクドジョウなど冬を越せずに命を落とす者も少なくないはずです…
イメージ 4
流速のごく遅いカバーと(障害物)日の当らない氷の下で越冬体制の魚が冬を静かに乗り切ろうとしています
多くの魚が上に様な黒い色に変化しています
イメージ 5
越冬場所で採れたイトウの稚魚 寝込みを襲ってごめんなさい
イメージ 6
写真左側のサイドチャネル、流速が遅く笹等が水中に没し氷が張っている個所に越冬個体を多く観察できます
この様な場所は瀬淵の連続性や河畔植生抜きには形成されません、

イメージ 7
倒木に生えるエノキ茸(多分)、北海道では「雪の下」と呼ばれることが多いようです…
本当に雪の下ですね、この様な倒木も川の淵や蛇行形成、稚魚幼魚の生息環境提供に一役買っています
自然界には無駄な物がないという事ですね


今日は朝から雨、最高気温も4℃
今週初めまでに積もった雪はほとんど消えてしまいました
そしてまた週末暴風雪の予報…

今回は道北が荒れそうです

BBK

JRの旅 札幌へ

$
0
0
猿払はまた暖かい日和で…平地の雪も溶けて少なくなり…気温も5度まで上がりました、
明日は霙か雨か少し気温は下がるようですが、今週末までは平年より高めの気温で推移しそうです


イトウのお仕事で(本業では無いです)札幌へ…
一人で行くなら鉄道利用が結構お得?と最近知り 今回初めてJRで稚内から札幌へ
イメージ 1
最北の駅稚内 始発終着地点 当たり前ですがここから先は線路ありません、


イメージ 2
そう日本最北の駅なんですね…普段あまり実感ないですが、この様な光景を見ると実感できました
   乗ったのはスーパー宗谷?だったかな…(笑
イメージ 3
稚内市街を抜け勇知周辺から見る利尻富士、いつもより大きく見えました
イメージ 4
幌延町の雄信内(おのぶない)駅 風情があって良いですね、最近無人駅はこの様な風情のある建物が殆ど無くなっています、幌延町では糠南、雄信内などの”秘境駅”を観光の目玉にしようと言う取り組みが始まっています、廃線跡地のトンネル、プラットホームを訪れる鉄道ファンも多いようです、地元の人が気がつかない観光資源は身近にあるのかもしれません
イメージ 5
移動にJRを選択した理由の一つ…宗谷線士別市まで北の大河天塩川を眺めながらの旅となります、雄大な景色は見ていて飽きません、シカ、狐、ワシ等も観察できます
イメージ 6

幌延を過ぎ中川、音威子府~名寄辺りは雪が多いです列車もご覧の通り雪まみれ

と…鉄道ブログの様になってしまいましたが
目的は北海道庁へイトウのは話をしに行ったのですが…色々と難しいですね
イメージ 7
今後も粘り強く話し合いを続けていけたらと思います

BBK

イトウ産卵遡上障害物の撤去完了しました

$
0
0
たびたび紹介しております、猿払村内河川産卵域に存在する遡上障害物
多くの場合林道に設置されているカルバート(土管、暗渠等)が該当します

このたび王子製紙社有林内に設置された土管を土地所有者と土管の管理者である王子製紙自ら環境への影響を配慮し撤去する事となりました、
このほかにも王子製紙は猿払川流域の所有地に伐採施業を行わないイトウ保全区設定したり、猿払村・研究者・猿払イトウの会の連携で立ち上げた猿払イトウ保全協議会に加盟し保全や環境教育にも力を注いでいます


イメージ 1
卵遡上期はもちろん河川が増水するたびに土管が閉塞してしまいます、イトウは数年遡上が出来ない状態となってしまいました


イメージ 2
王子製紙の関連会社王木林材さんが施業を担当してくれました
イメージ 3
施業は最小限にとどめ後は自然に河床材の移動河岸浸食の推移を見守りたいと思います
山奥の小さな沢なのでイトウがここを遡上する瞬間を観察するのはかなり困難ですが、その様子をお届けできたらと思っています、

まだまだこの様な個所は存在します一つ一つ改善に向け活動していきたいと思います
北海道技術コンサルタント岩瀬様 徳島大学河口様 王子ホールディングス大和様
イトウ生態保全研究ネットワーク様ご協力ありがとうございました。



雪の殆ど無い12月中旬…これで良いのか?この後が怖い…現在も雨?霙の天気、
帳尻合わせの大雪だけは勘弁してほしい!

BBK

雪の少ない猿払

$
0
0
12月上旬に一時積雪状態河川もほぼ結氷した猿払ですが
その後気温の高い状態が続き、いまだ雪の少ない猿払です
先日久しぶりに纏まった雪が降りましたが、現在例年の半分ほどの積雪です
イメージ 1
特に海岸線の積雪は少ないですね~山はそれなりに積雪はありますが…
イメージ 2
先日からの降雪により猿払川は部分結氷しています
イメージ 3
イメージ 4
浅茅野から上流は開放面が多いです、水温も下がり気温の低下や降雪ですぐに結氷しますが
来週も気温が高めに推移しそうです

イメージ 5
海水温?低気圧の影響で定置網が破壊された地域があった影響でしょうか? サケはいまだに遡上し
産卵が継続しています、この写真のサケはふ化場付近の農業用排水路に遡上してます…生まれ故郷の水はふ化場…
稚魚の時にふ化場から逃げ出した?投棄された?のでしょうか
水路は3面護岸、産卵できるような礫堆積はありません…
イメージ 6
産卵出来ずに力尽きる…水路には100匹ほどいるでしょうか カラスやワシなどの食糧となりますが
せめて産卵行動が出来る環境へ誘導してあげたい気がします、 ふ化場の排水を用水路では無く、河川本流の産卵環境のある所へ排水しても良いのではないでしょうか??
幾多の困難を乗り越えて生まれた場所に帰ってきたのですから…

今のところ宗谷北部は雪が少ない状態です、除雪が楽で良いですがこれからの帳尻合わせの大雪がいつ来るのかビクビクしています

BBK


猿払近郊でワシの観察

$
0
0
今朝は-8℃と冷え込み、河川は結氷がさらに進みましたが例年に比べると河川の開放面は多いです
河川の結氷が遅れる今年、ワシたちはサケの死骸にありつける場所が多く、各地に分散している感じがします
例年であれば各河川ほぼ結氷し一部の河川に集結するのですが…今年はまだ分散傾向で海岸線で見かけるワシがやや少ないようです

先日猿払から~枝幸(徳志別川河口まで)観察へ
猿払川河口にオオワシ1羽を確認その後浜頓別ごみ処理場周辺でシカの死骸にオオワシ2オジロワシ1羽
頓別河口周豊寒別川下流の湿地帯でオオワシ1オジロワシ3羽 ここは風車が設置されているので衝突が心配です…頓別~枝幸市街までの海岸線ではワシを確認できず北見幌別川河口でオジロワシ1羽
徳志別川河口でオオワシ4オジロワシ1羽 ここはサケマス捕獲場下流にサケの死骸が多くそれを狙ってワシたちが集まっているようですが間もなく結氷とともにどこかへ移動しそうです…
イメージ 1

少し北上し北見幌別川支流のふ化場のある河川へ…ここはまだサケがちらほら確認できました
オオワシ12、不明1オジロワシ1羽と例年より河川結氷が遅れワシが集結していました

ここから頓別水系ウソタンナイ川へここはワシの観察ポイントとして有名です
途中、豊寒別川中流でオオワシ3オジロ2羽を確認、今年はここもサケの遡上が多くワシが集まっているようです

ウソタンに到着した時はすでに夕方すぎ少し暗く時間も無いのでカウントはしませんでしたが沢山のワシたちが集まっていました
ここは例年より若干数が少ないようです、各地にえさ場が分散しているのでしょう

今日は稚内の増幌川を観ましたが、多くのワシ達がいました、今年はサケの産卵もまだ続いていて死骸も多く当面えさ場になりそうです、ここはオオワシの割合が多いように感じます、今回はカウントしませんでしたが先日カウントし時はオオワシ、オジロワシ含め117羽を確認(今日はさらに増えた感じがします)、例年よりここに集まるワシ達が多く、さらに長期にわたり滞在しています
イメージ 2

宗谷には南北に特に東海岸周辺にワシ達のえさ場が多く、それに伴う移動経路が存在するのでは?と思っています、例年の気候であればほぼ河川が凍結する順番が決まっていて、最終的にウソタンナイが最後のえさ場となります、その間ワシ達はウソタンの餌がなくなるまで残る者、他地域へ移動するもの宗谷周辺の海岸線や山間部で餌を探しながら過ごす物とそれぞれ分散するようです…

宗谷では大規模な風力発電の計画がありますがこれらワシを含む鳥等の移動経路を解明し、生き物に配慮した建設を行ってほしいと思います…宗谷に建てられる風力発電の電力は地元に還元されることなくほぼ本州への電力供給が主だと…新聞等に掲載されていました、地方の自然が犠牲になるのは少し変な感じがします
イメージ 3
風車設置自治体にお金が落ちるのは建設時の一時的な恩恵のみ…その後採算が合わないと切り捨てられ
動かない風車の林が残される…なんて事にならないようにして欲しいものです
稚内では風車が故障し羽が破損し落下する事故も起きています、その風車は数カ月修理もされす放置されています
この風車が宗谷の風力発電の未来を暗示しているような気がします…

もっと知恵を絞って自然と共存できる世の中になる事を期待します…

BBK

猿払 冬らしくなってきました

$
0
0
先日から連日雪の猿払
やっと冬らしくなってきました、河川はほぼ結氷しました
イメージ 1

海岸線の積雪は20cmほど内陸部は30~40cm、これでも例年よりかなり少ない感じ…
こんな年もあるんですね…確か20年ほど前もクリスマスに雪が殆ど無かった気がします
イメージ 2

とある宗谷の河川なんだか違和感あります???
イメージ 3

国や道も近年河川環境に配慮した施工がされているのですが…いまどき珍しい護岸
「河川をなおしています」 なおしていますではなくて「壊しています」の方が適切では(笑

川がある程度自由に流れる日はまだ先に話になりそうですね

BBK


今年も宜しくお願いします

$
0
0
今年も環境改善、環境教育や普及啓蒙などの活動に取り組んでまいりたいと
思いますのでよろしくお願いいたします

大雪の元日、除雪に追われた新年でした
現在は穏やかな天候です
イメージ 1
昨夜から今日午前中にかけ50cmほど雪が降り積もりました
私も年明け早々深夜から除雪…
明け方ふと窓の外を見るとまた雪が…除雪車が来る前に…と慌てて除雪
無理とは解っていましたが初日の出を拝みに海岸へ行きましたが、大雪で視界が100mほど
ホワイトアウト状態の海岸を30分ほど眺め帰宅、そしてまた積もった雪を除雪…
除雪疲れの新年
新年早々なんだか雲行きが怪しい…なんて思わないように新たなスタートを切りたいです

皆様にとっても素晴らしい1年でありますように

BBK
Viewing all 778 articles
Browse latest View live