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Channel: 猿払イトウの会
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猿払は連日雨に

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また雨が続いています、蒸し暑いです
と言っても19度ですが、いつものさわやかな夏はどこへ行ったのでしょうか
週末も雨の様ですね、また台風も接近しているようです

仕事中うれしい出会い、と言ってもよく見かけるのですが…
じっくり観察できるチャンスはあまりありません
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カナヘビ君にはちょっと我慢していただきしばし観察 その後捕獲地点に逃がしました
天塩町以北~宗谷に分布するコモチカナヘビのようです、隣町浜頓別では町の天然記念物だそうで
日本では北海道北部でしか見ることができないようです

早くさわやかな夏になってほしい、カナヘビもしばらく日向ぼっこができないですね

BBK

夏休み初日  涼しい?猿払

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村内小学校は夏休みに突入せっかくの夏休みですが…猿払は今日もスッキリしないお天気、隣町で調査をしていたのですが曇りのち小雨で22℃山の中は蒸し暑かったです、
アメマスは結構いますがサクラ(ヤマメ)は1匹もいません、とある地域の河川の特徴です…(イトウも採れませんでした)、河口部の形状、下流部の水路化、越夏環境の消失う~むわかりません
上流部の環境は比較的よかったです、特に礫環境はGoodです

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初めて歩く河川上流部をタモ網を持って調査していると、きれいな水の小沢を発見、きれいな小粒の砂地でなんだか普通の小川と感じが違う…これは湧水では?!透明な水が川に流れこむ先に木の根元から水が湧いていました、本流の川の温度は13度ここの湧き水は6℃でした猿払周辺では石清水的なものは多く見かけますが、地面から湧いている湧き水は初めて観ます
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見ずらくてすいません(笑

昼過ぎから一時夕立の様な雨で退散、海岸線に戻ると霧が発生、海からの風が吹き一気に涼しく?寒くなりました正午の気温ですでに18℃
現在16℃涼しい 涼しすぎる

台風と前線の影響で明日も雨の様です、あすは調査ができるかな??

BBK

蒸し暑い猿払

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連日雨の猿払でしたが、少し日差しが戻ってきました
ですが大気の状態が不安定なようで、すごく蒸し暑い

先週末の調査…霧雨から強い雨に
で、採れるのはやっぱりこの子
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ヤマメとほぼ同様の生息密度、
イトウには出会えませんでした…
夏と言えば
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ミヤマクワガタにも雨粒が… そんなに怒らなくても(笑 怒るクワガタを後に車に戻りました

雨が似合う花

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雨もまた良し…なんて少し思いましたが
できればずぶ濡れにならないで調査したいBBKでした

BBK

猿払らしい夏の日に

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じめじめ蒸し暑い日々が続きましたが昨夜から空気が変わり涼しい風が吹き始めました
今朝はさわやかな涼しい風と快晴の空猿払らしい夏が戻ってきました
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 北寄りの涼しい風晴れていますが爽やかです気温も23℃
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しかし山の中は暑く26℃、狐も夏毛で痩せて見えますね、
しばらく雨続きだったのですが、稚魚はすくすく育ち河川にたくさん残っています
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このイトウの稚魚を採った河川は今までこの採取場所までほとんど遡上していなかったのですが、年々源流部まで遡上が増えています、今までは稚魚を確認すること自体難しかったのですが、今年は目視で簡単に見つけることができます、このまま順調に増えていってほしいです

現在は17℃です、こんばんは寝苦しさから解放されそうです

BBK

今週はしばらく晴れそうです、

またですか蒸し暑い猿払

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爽やかな夏の天気はどこへ…短命でした
また蒸し暑い猿払に逆戻りですときどき雨が降っています

好天の週末土木作業に勤しみました
春に紹介したカルバート(川を通すパイプ)ですが先月の大洪水でさらにふさがり
これでは魚は通れません、サクラマスの産卵遡上前にと土木工事を…
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これで一安心ですが河道の向きと管の位置が問題でまた閉塞するでしょうし放置すると魚類の移動障害や林道崩落という事態にまで発展します…
そのほかにもう一か所土木工事をして好天の週末を終えました、汗だくになりましたが
このような作業は欠かせません、
土地所有者がこの様な問題を認識するまでは時間がかかりますが…

蒸し暑い天候はしばらく続きそうです、
今年はもぅあきらめました、蒸し暑い夏で終わりそうです

BBK


猿払は少しずつ夏の終わりが近づいています

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先日6日は最高気温17度最低気温15度と涼しすぎる気候、週明けから連日雨&曇天です
今日は気温も上がり蒸し暑くなりましたが、この暑さもあと1週間ほどでしょうか??
雨が多いこともあり、河川の水位は例年より多めで推移し水温も少し低いです

猿払村内の河川でも特に水温が低い河川が数河川ありますが、水源周辺の標高や谷幅、湧水の流入など
色々要因がありそうです
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水温10度の河川、サクラマスの当歳魚のサイズも小さめです、イトウの稚魚も多数確認しましたがイトウ稚魚のサイズは平均的なサイズでした
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今月下旬の産卵に備えヤマメはすでに源流部に集まりつつあり産卵期の体色になっている者もいます、
盛夏~晩夏に見かけるタモギダケが色鮮やか、久しぶりに見ました
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山地の花もすでに夏から秋へシフトしている感じがしますアジサイやキツリフネを良く見かけます

週末から週明けは曇天や雨になり蒸し暑い天候が続きそうです
これからはひと雨ごとに涼しくなる季節です、夏を満喫しないと終わってしまいますね

本州は連日暑い日が続いていますね、北海道でも各地で記録的な猛暑の様で
皆様熱中症には気をつけてお過ごしください

BBK



霧の猿払

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依然として太陽が顔を出さない猿払、毎日霧雨が降っています
北海道各地で記録的な豪雨に見舞われていますが、猿払は纏まった雨は降っていません
気温も最高20℃最低17℃とすごしやすいのですが…
短い夏…太陽を拝みたいところです…このまま終わってしまいそうな気がします
曇天や降雨の影響か河川の水温は例年より2度ほど低め、
とある河川の本流を調査しましたが水温は16℃でした、
大型のイトウは全くやる気なし…といった感じ
酸素供給量と遮蔽物が多い場所で夏をやり過ごしているようです
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頭隠して尻隠さず(笑い 私の気配に気が付き隠れている つもりらしいです
ゆうったり泳ぐ夏バテ気味のイトウは秋が待ち遠しいでしょうね

このほかにもウグイ、ヤマメ、サクラマスそしてすでにカラフトマスが遡上していました

猿払は涼しいですが皆様の住んでいる所はまだまだ暑い日が続きます
体調管理には十分注意してください

BBK

やっと太陽がでた猿払

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霧の猿払から…週末やっと太陽が顔を出しました 
とは言ってもほとんど曇り空、最高気温も19℃ほど涼しく過ごしやすい猿払、
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北海道各地はいまだに大気の状態が不安定なようです、
こちらは豪雨などは無く河川の水もやや渇水気味です
水温はやや低め、川に手を突っ込んでいると数分で痺れるほど、
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魚にとっては心地よい水温でしょう

Uターンラッシュや観光など交通機関は混雑しているようです
また高速道路の逆走も多発しているとか…
皆様も運転などはご注意ください

BBK




猿払 涼しすぎます

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結局今週末も曇り霧雨の天候
最高気温17度と涼しすぎます、
村内コンビニに立ち寄るバイクや自転車のツーリングの人達は凍えていました
近隣町村に調査へ…
国有林にしては珍しく洗い越し…
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今の車は行けるけど、行きませんでした(笑
お目当ての魚は採れませんでしたが
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2種が細々と生息、釣り圧が低い?(釣れないとあきらめられた河川?)からでしょうか、近隣河川より少し大きめの魚が採れました

近隣の海岸ではカラフトマス釣りが最盛期?大変混雑していました
残念ながら連日東よりの風で波が少し高い状態が続いて苦戦している様子です

ゴミの投棄、場所取り 無断駐車などのトラブルが多発しているようです、
気持ちよく釣りがしたいですね

BBK

猿払は朝から快晴でした

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久しぶりの好天、
でももぅ気温は上がりません、快晴の天気が続きましたが最高気温は16℃前後
山中はもう少し気温が上がり18℃ほどありました、もぅすっかり秋です
関東でも気温が下がっているようでが残暑も一休みでしょうか??
秋の足音…
サクラマスの産卵が間近です
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 上流部の淵で待機するサクラマスの群れ
産卵に適した条件が到来するのを待っています、産卵ももうすぐですね

この淵にはサクラマスのほかイトウが3匹、アメマスが2匹ウグイ多数とちょっとした水族館状態でした
この後入れ替わるようにカラフトマス~アメマス・サケと魚種が変わるたび秋が深まっていきます

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イトウの当歳魚も大きくなりました、この子は少し大きめです、
順調に育っています、
8月に入りぐずついた天気が続いていましたが纏まった雨は降らず、河川はここにきて、渇水状態です
サクラマスもひと雨っ待っていることでしょう

BBK

9月になりました

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9月に入りました…
昨日9月1日は大韓航空機撃墜事件が起きた日です
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1983年遠くサハリンを望むこの海峡で事件は起こりました 日本人28名を含む乗客乗員269名の尊い命が犠牲になりました、 世界中が平和になる日はいつになるのでしょうか…





猿払周辺の海岸ではサケ釣りで賑わっています、道すがら眺めている間にもサケは釣れていました
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近年サケ釣りの場所取りやごみの投棄、密漁等やマナーの問題が北海道内の新聞でも取り上げられています
みんなが気持ちよく釣りができる様な環境を継続するにはどうしたらよいのでしょうか??

BBK

猿払は久しぶりの大雨

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昨日から今朝にかけて久しぶりの大雨でした
猿払南部は一時的に1時間で30mmほどの大雨に 北部は10mm程度
夏の雨は馬の背を分けるといますが、北海道では秋特有の天候、晴れたり雨が降ったり…
数キロ違うだけで天候ががらりと違います、
サクラマスの産卵前に施した流路変更、大小二つのカルバートが並んだ林道
林道上流の流路の関係で小さい径の落差があるカルバートがメインに流れてしまいます
魚類の移動を妨げる小さなカルバート…
色々と工作し大きなカルバートへ流れを誘導しました
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上流の流路変更の工作が大増水に耐えられるか?疑問ですが(多分決壊すると思います)
今のところは機能しています
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すぐ隣にある大きなカルバートへ順調に流れています来春のイトウ産卵期まで機能してくれるようにメンテナンスとモニタリングを継続します
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上流ではサクラマスの産卵行動産卵床を確認し一安心です、雨量が少なくまだピークとは言えませんが
サクラマスの産卵が始まりました

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林道には誰かの食べ残したサクラマスが落ちていました

私もこうならないように気をつけます

BBK









秋晴れの猿払

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今日は朝から晴れ
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一時小雨が降った?所もあるようですが私の行動範囲では概ね晴れでした
気温も20℃まで上がり気持ちの良いお天気でした
気温も上がり虫たちも大合唱
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草原ではキリギリスが盛んに鳴いていました


BBK

強風の猿払

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天気予報では昨日午後から雨が降る予定でしたが
雨は降らず、今日は時々晴れ間も…南東の風が強く海は大荒れ
台風接近の余波の様です、明日がいったん風が収まりそうですがこの週末は残念な天気になりそうです
道南では河川が氾濫するほどの大雨が降りました明日は大雨が道東に移りそうです

知床などでは平年並みのカラフトマスの遡上と聞いていましたが、宗谷ではいまだ遡上流は少ない感じです
最近纏まった雨が少なかったのが影響しているのか回帰量が少ないのか少し心配です

猿払村鬼志別バスターミナル裏鬼志川にかかるふれあい橋からカラフトマスが観察できます
ですが遡上数が極端に少なくメス2匹 ペアが組めずにこのまま終わってしまうのか??
いろんな意味であす以降の雨の降り方が気になります

写真は昨年の写真です
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BBK

猿払は最低気温ひと桁に

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朝晩寒くなってきた猿払先週から最低気温がひと桁台に…
今朝も最低気温が8℃でした、そろそろストーブの準備が必要です
日中は天気が良く20℃前後、昨日は一時突然の豪雨&あられ…
寒気が入ったようで大雪山黒岳では初雪が降ったようです…

サクラマスの産卵は先週末にピークを迎え終わりに近づいています
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写真は先週猿払近隣河川のものです

今年の猿払のサクラマスの産卵は産卵期の雨量が極端に少なく、例年よりかなり下流側での産卵となっていました、おそらくこの後産卵するカラフトマスやサケに産卵床を掘り返される確率が高いです
近年の極端な気象が今後、様々な影響を及ぼすかも知れrません
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産卵期前に命を落とすサクラマスも少なくありません、壮絶なサバイバルを乗り越え生まれた川に帰ってきたのですが…それでも生まれた川で命を落とし、生物や植物の糧となり…命の輪はつながっていきます

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先ほども書きましたが例年源流部で産卵するサクラマス、今年やや下流で産卵したことでおこぼれにあずかることができたイトウの幼魚、サクラマスの産卵床から離れず、産卵行動中にこぼれて流れてくる卵を狙っています、

渇水の川でのサクラマス産卵でイトウの幼魚やウグイは少し得した秋の始まりだったようです

BBK

連休前半は残念な天候の猿払でした

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シルバーウィーク…いつからこの名前がついたのか(笑
前半は雨の連休でした、昨日は晴れるはずだったのですが…ッテ言うか晴れてたのですが
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この時は晴れていましたが、この後土砂降りでずぶ濡れ
私の師匠がカヌーを出してくださいまして(笑…中下流部探検に
中流部はアクセスが困難なうえ川通しに長距離移動はほぼ不可能、カヌーは強い武器になります
普段見る事が出来ない景色に歓声を上げながら?どんどん進みます…

川岸に熊の爪痕… おぼれた?なぜ危険を冒してまでこの場所を渡ったのか??
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粘土状の地層が露出している個所が多く時として落差が生じている場所も
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遡上する魚たちにとってちょっとした関所…
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なるほど危険を冒してまでここに来る意味があるんですね…この様なえさ場は親から代々受け継がれるのでしょうか?、熊がサケやマスを狩る瞬間を見てみたい!!

さすが猿払!という光景を幾つも見に焼き付けてカヌー探検?は終了しました、

今日は快晴の一日、明日は連休最終日、Uターンラッシュが始まっているとか、車の運転にも気を付けてください

BBK




連休後半は快晴だった猿払

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天気が持ち直した連休後半
20℃前後の気持ちの良い天候
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林道でくつろぐエゾシカの子供 すでに夏毛から冬毛に変わりつつあります

秋も山菜の季節です
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熊の好物と言われる山ブドウ、豊作とは言えない感じですが林道わきでちらほら確認できます
みなさん熊の分も残しておいてください、山のものは人間だけの物ではありませんので

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キノコもこれから初雪が降る頃まで楽しめますね

山菜採りなど山に入る時は熊対策を万全にしてください、また国有林等に入る時は入林申請をして計画的に行動し事故の無いように注意してください

BBK

猿払 不安定な天候

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雨~晴れ~雷一時雨~晴れ
比較的気温の高い1日でした、北海道の一部では竜巻注意報が発令されています
不安定な天候が続きそうです

先日、イトウの稚魚調査へ…
0歳魚は10匹ほど捕獲し計測、3.8cm~5.7cm 大半が概ね5cmほどに育っています
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くっきりパーマークが残っています
推定1歳魚も10匹捕獲し計測8.9cm~15cm大半が概ね12cmほどでした
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約10cmのイトウまだパーマークが残っていますが頭部の形状はイトウそのもの
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15cmほどになるとパーマークも不鮮明になりほぼ親と同じ形状に近づきます、猿払の0~1歳魚のイトウは源流から上流部の比較的浅い場所が多い個所で多く観察されます、

先日地元の方に猿払川でニジマスを釣ったと聞き色々と話をしてこの写真を見せるとイトウの稚魚だと判明しました、黒点が散らばる魚体にニジマスと勘違いしたようです、皆様も上の写真のような魚が釣れたらリリースしてくださる様お願いいたします、

BBK

猿払は目まぐるしく変わる天候でした

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昨夜はスーパームーン~雷~土砂降り~月夜…秋特有の天候
最高気温も15℃以下最低気温はひと桁台です

何時もはこれほどブログ更新しないのですが(スイマセン笑 
連休中、地元を満喫したので(笑 ネタが少したまっています

と言うことでシルバーウィーク最終日は晴れ気温も上がりました
村内イトウ生息中規模河川の上流とも中流ともいえない感じの場所へ

何時も稚魚調査は産卵区間が主ですが、この区間ではほぼ2歳魚以上の魚を見ることは稀です
では何処が生息の中心的場所なのか??と…下流部での釣りでは20~30cmのイトウをそれほど見かけませんし、たまに釣れる程度です、ブログ等で中上流の釣りをしている方の投稿では結構頻繁に釣れているようです

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少し紅葉も始まりました、歩くと汗ばむほどの天候もこれが最後かな?

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ここでもイトウ0歳魚が流下して生息しています上流部より水温が高いためか少し大きめの6.2cm
上流部より競合相手も多く大型のウグイ・アメマス等魚類に食べられたり、サギ・鵜などの鳥に狙われるリスクが高まります
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私の存在に気付き隠れる約70cmのイトウ、普段は淵尻の浅い場所に定位していることが多いです
上空の開放面が少なく障害物が多い場所 釣りは困難な区間です

目視ではお目当てのイトウ幼魚を多数確認でき、やはりこの区間に20~30cmイトウが多い事を確認できたのですが、タモ網で捕獲するのは非常に難しく…
数十匹確認したのですが捕獲できたのは1匹のみ…
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まだ眼径が大きく見え幼い感じですがまぎれもなくイトウの容姿、黒点が多いですね
イトウの幼魚・稚魚が沢山生息している事はある程度生息環境全般が安定している証拠と言えるでしょう
この河川はとある理由により本流上流部より小さな支流群が再生産を担っている傾向が強い河川ですので
森林施業や林道の工事には目を光らせる必要があります、小さな河川では工事や伐採施業時にその存在を無視されることが多いのが実情です

まだ幾分川原が存在する地点から中流めがけて下流へ歩いていきます、
川は徐々に姿を変え水深を増し河床も歴床から砂泥にかわりゆったりと流れる湿原系河川に
変貌していきました
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平均的な水位も腰以上、さらに深い所も随所にあり濁りも増したところで調査終了、
時折大きなイトウの黒い影が走り「おおっ」とか一人ではしゃぎながら元来た川を再び遡行上流に置いてある車目指して引き返しました

BBK

猿払は暴風警報

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低気圧の影響で昨夜から非常に強い風が吹いています
北海道内の交通機関はマヒ状態…停電も発生しています、
猿払村内でも車庫や倉庫の屋根が飛ぶ被害が発生しています、波も非常に高い状態が続いています
低気圧の移動速度は遅く、風や雨、高波は数日続きそうです

先日隣町のアメマスの多い川の観察へ
宗谷ではアメマスが多く生息する河川は意外に少ないようです、この川は数少ないアメマスの多い川
非常に小さな川ですが下流と源流部しかアクセスポイントが無く自然度が高い河川です
今年の秋は降水量が非常に少なく真夏の様に渇水しています
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何処にタモ網を入れても簡単にアメマスを捕獲できます
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斑点や体色も様々、岩魚系の魚の面白さです
もう少し大きくなると海に降りる選択と河川に留まる選択が発生し体色が変化します
イメージ 225センチほどの個体、降海型の典型が出ています
銀色の鱗、白斑点の大きさ、背びれ尾鰭端の黒色化等が降海型の証と言われています
この個体が一度降海し遡上したのか降海の準備ができただけなのかはわかりません、

この様な人が踏み入らない個所にも森林施業の問題点が…
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河川に向かって土砂が流出しています河岸の崖も崩落し河畔林も倒れています
崖の頂上には植林施業地が…
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写真手前側が河岸の崖
林業は木を切ってそこにまた植え育て切るというサイクルですので伐採・植林を否定しませんが
もう少し環境に配慮できないものかと何時も思ってしまいます、また指摘しても引き継がれなかったり、希少種のいない河川ではこの様な施業やもっと酷い施業が普通に行われています

この個所の場合写真手前5mでも植生を残して植林地を設けることができれば防げる事例です
また市町村や土地所有者はそこにどんな生物が生息しているか全くと言っていいほど知らないのです
サケやマスの様にお金にならない生物は肩身が狭いです
この川にはカワシンジュガイガが多く生息します、
アメマスに寄宿するコガタカワシンジュガイもいるかもしれません
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源流部から上流部へ下っていきます
サクラマスのメスが2匹産卵行動をしていました、渇水により産卵がだらだら続いているようです
下っていくと徐々に深い淵が増え、そこには産卵のタイミングを待つ降海型の大きなアメマスが待機していました

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30~60cmと様々なサイズ、多いところでは50匹ほど群れていました
最近宗谷でも沿岸でのアメマス釣り、海アメ釣りがブームです、この河川もそれらのレクリェーションに貢献しているといえます、最低でも各河川の産卵期の産卵親魚、河川環境が守られないと釣りという行為は持続できないでしょう… 道東の秋のアメマス釣りも産卵区間や産卵期間ぐらいは自粛しても良いのでは?と思います。


BBK




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