たびたび紹介しております、猿払村内河川産卵域に存在する遡上障害物
多くの場合林道に設置されているカルバート(土管、暗渠等)が該当します
このたび王子製紙社有林内に設置された土管を土地所有者と土管の管理者である王子製紙自ら環境への影響を配慮し撤去する事となりました、
このほかにも王子製紙は猿払川流域の所有地に伐採施業を行わないイトウ保全区設定したり、猿払村・研究者・猿払イトウの会の連携で立ち上げた猿払イトウ保全協議会に加盟し保全や環境教育にも力を注いでいます
産卵遡上期はもちろん河川が増水するたびに土管が閉塞してしまいます、イトウは数年遡上が出来ない状態となってしまいました
王子製紙の関連会社王木林材さんが施業を担当してくれました
施業は最小限にとどめ後は自然に河床材の移動河岸浸食の推移を見守りたいと思います
山奥の小さな沢なのでイトウがここを遡上する瞬間を観察するのはかなり困難ですが、その様子をお届けできたらと思っています、
まだまだこの様な個所は存在します一つ一つ改善に向け活動していきたいと思います
北海道技術コンサルタント岩瀬様 徳島大学河口様 王子ホールディングス大和様
イトウ生態保全研究ネットワーク様ご協力ありがとうございました。
雪の殆ど無い12月中旬…これで良いのか?この後が怖い…現在も雨?霙の天気、
帳尻合わせの大雪だけは勘弁してほしい!
BBK