yahooブログ…
間もなく終了と言う事で…今後何所に移行すべきか当会でも協議中です
2007年ブログ開設から15000件以上のアクセスを頂き、驚きとともに感謝しております
コメント数は1200以上と様々なご意見・お問い合わせを頂きました
ブログ移行に伴いこれらのコメントは引き継がれない可能性が高い様です
そこで、釣りのルール・マナー ローカルルール、保護等のコメントとその返答を幾つか抜粋し投稿として残そうと思います。
一番回数の多いコメントの質問・ご意見ですが…
やはり
「ローカルルールは有るのか?」
「ルールの明記明文化をしては(看板等を立てては)」
「欧米並みの釣りのレギュレーションを取り入れ、禁漁期間区間、罰則規定を設け入漁漁等を発行し料金徴収でイトウの保護活動や釣り場環境の整備」
を望む声が多く寄せられました…
これに関してですが…
罰則規定があり料金徴収で来る形での遊漁のルールを設ける…
これらの実現には漁業権の取得が必要であり内水面の漁協が無く、複数の河川全域での漁業権の取得は「猿払イトウの会」と言う任意団体では事実上無理なようです、
また元々漁業権を取得していた南富良野町金山ダムは漁業権の更新が出来なかった事も有り自治体レベルであっても、漁業権の維持や取得は難しく、道庁としてはこれ以上内水面の行業権を認可しない方針が有るのでは?と疑ってしまいます。
ただし罰則規定の無いお願い条例であれば自治体で制定出来ます…
当会では2009年ごろから村条例制定を目指していますが実現に至っていません。
猿払イトウの会が目指す条例の大まかな内容ですが
産卵期間中、産卵域周辺で禁漁 キャッチ&リリース遵守 夜間の釣り自粛
です
(もう少し盛り込みたいですが…シングルフック等の道具のレギュレーション等)
これらは2007年に猿払村と当会の連名で出したイトウ釣りに際してのお願いの看板で意思を表明した内容と同等です(看板老朽化で一時撤去しましたが昨年新たに設置しなおしました)
このうち産卵期・産卵区間(産卵河川合流部から本支流上流域・4月~5月20日)の釣り
夜間の釣りに関しては個人・釣具店・釣り具メーカー・ガイド等々様々な関係者・方面の方から意見を頂きました…
「夜間の釣り禁止がイトウ保護に繋がるのか?」「 日中の釣りと夜間の釣りに違いが有るのか等々」
また産卵期・産卵区間等でも…
当初浅茅野橋から上流を自粛区間としていたので5月の雪解け増水が治まった直後から中上流で釣りをする方々から多くのご意見を頂きました。
様々な価値観・多様性が存在する釣りの世界…
イトウ釣りをしながら保護をする事の難しさを痛感しています。
補足ですが上記お願いの根拠として
産卵期間遡上期は解氷後増水する4月から気象条件等の影響で産卵期の変動を当時2007年以前の約十年間の最も遅い産卵行動最終確認日が5月19日だったため5月20日とし
釣り自粛区間に関しては猿払のイトウ生息河川殆どに下流に合流する支流に産卵河川が存在しそれらのを地図に明記すると資源保護の観点から危険性が発生する事からその支流の合流部よりやや下流の位置を
区間として明記しやすい場所(橋等)としたため実際には最下流部のみが周年釣り可能と言う形になりました
夜間の釣り自粛に関しては 当時は今よりさらに多くの釣り人が訪れ、イトウに24時間釣りのプレッシャーがかかる、夜間は熊の出没・河川・海への転落の危険性が高い・夜間に釣ったイトウを朝までストリンガーで係留し朝写真を撮る等イトウへのダメージが大きくなる恐れ、夜間は気温が低く暖を獲るため原野等でたき火をする等の事例が発生…等々の事柄から自粛を要請した経緯が有ります。
これからも村条例制定に向けて活動を継続していきますが
その内容・条例制定には自治体の決断が不可欠です、当会がいくら熱望しても実現するとは限りません
イトウの価値・ワイズユース等々自治体・住民にとってのイトウの価値観向上と合わせて活動継続したいと思います。
BBK
次回はさらに細かいイトウ釣り時の配慮の御意見を紹介したいと思います